ごま塩

ごま塩のごまと塩が均等に出てくる原理の説明に怪しいものを見つけた。

塩が小さい粒のままではゴマと比べ小さく比重も大きいため、次第に塩が下に沈み振ってもゴマのみが出てくることになりやすいが、塩を顆粒状にすることでゴマと比重を同程度にし、均等に出てきやすくするためである。

というもの。粒の大きさによって比重が意味ある程度に変わるとか自分の知っている科学とかなり違う…。比重のせいで沈みやすいという傾向を、粒を大きくして幾何的な制約により沈みにくくして中和するという感じな気がする。(教えて専門家さん!)多分、その辺の説明がうろ覚えになって混ざってしまったのだろうね。

自分はもともと山手線の車内放送で見かけたのだが、調べたところ Wikipedia (胡麻塩 - Wikipedia) にも同じように書いてあるのである程度流布しているガセっぽい。書いてておかしいと思わないのかな。なんだかなあ…。